またもや現地で見てきました、女子サッカー。
今回はWEリーグではなく、クラシエカップ、いわゆるリーグカップみたいなやつですね。といっても、今年からWEリーグ参加の12チームがみんなでリーグ戦を戦うので、二つのリーグ戦が並行で進んでいく、みたいな方式のようです。
ただ、クラシエカップはDAZNで配信がないので見た記憶のまんま書くしかない、ということで私の苦手な一発書きとなります。
今日見てきたのは広島vs千葉。広島は日本代表と北朝鮮代表に選手が選出されている関係で4人の主力が離脱、一方の千葉からも一人選出されており、普段のラインナップとは違う部分がお互いにありそう。
WEリーグはまだまだ見始めたばかりなので、選手やチームの個性は全然覚えられてません、なのでどうしても覚え始めた広島を基準としてみてしまいますが、そこはなにとぞお許しを。
といっても、この試合の主な感想は、広島の守備、攻撃共にどうやって千葉が機能不全に陥れたか、そこから話が始まります。
千葉の配置とトランジションの上手さ
千葉の中心を担ったのは、10番の小川。150cmと女子の中でも小柄ながら、高いクイックネスとボールスキルを持つ彼女がこの試合で見せ付けたのは、ボール奪取時の出口としての機能。
千葉がボールを奪った瞬間には必ずと言っていいほど小川がフリーでボールを引き受けるため、ポジティブトランジション時に引っかかることがほとんどありませんでした。
でもって、1トップ気味に振る舞う井上も、常に広島の2CBの中間に居続けることでパスコースを確保。そこにパスが入って広島の4バックが絞れば大外へ一気に展開、と理想的な対4バックの崩しや前進を見せていました、マジでお手本みたいだった。
広島の44ブロックに対して的確に間に立ち、かつそこを嫌がって締めれば大外、と狙ったとおりの前進がハマる上に、2CBが井上を管理出来ない関係で縦パスも一本の裏も有効、とかなり受けに回ってしまった広島の守備、特に前半は顕著だったかなと。
千葉がボールを奪った瞬間には必ずと言っていいほど小川がフリーでボールを引き受けるため、ポジティブトランジション時に引っかかることがほとんどありませんでした。
でもって、1トップ気味に振る舞う井上も、常に広島の2CBの中間に居続けることでパスコースを確保。そこにパスが入って広島の4バックが絞れば大外へ一気に展開、と理想的な対4バックの崩しや前進を見せていました、マジでお手本みたいだった。
広島の44ブロックに対して的確に間に立ち、かつそこを嫌がって締めれば大外、と狙ったとおりの前進がハマる上に、2CBが井上を管理出来ない関係で縦パスも一本の裏も有効、とかなり受けに回ってしまった広島の守備、特に前半は顕著だったかなと。
広島が機能不全に陥った大きな要因は?
で、普段から最も女子で見ているチームが広島なので、なぜここまで機能不全になったかはなんとなくだけど思い当たる節が。
一つは、右サイドがやや機能不全気味だったこと。島袋、松本ともに大外での振る舞いの方が得意そうで、どちらかが内側に入ってボールを動かす、というところでミスから奪われるシーンがちらほらと見られました。
ここのテコ入れとして、渡邉を右SBへ落とし、中盤に呉屋を投入、で体力や仕掛けの観点から瀧澤を右SHとして入れたのではないかと。
この交代以降、渡邉がある程度内側気味に振る舞いながら瀧澤に仕掛けるスペースが提供出来たことで攻撃がやりやすくなったようには見えました。
もう一つは、配置のバランスを崩す数的優位の作り方が少なかったこと。広島の前進の要となるのは、アンカー的役割を果たす小川。ただ小川は結構ハードにマークされているし、小川に食いつかせて一個前、というパスもなかなか通らず。
この展開になったとき、今までは柳瀬が2列目から飛び出して揺さぶる、上野が列降りをして数的優位を作る、といったあえてバランスを崩す形が多かったのですが今日はそれがあまり見られず。
バランスの良い配置なので前進できそうな空気感はあるが、いざ試みると千葉の守備に引っかかりカウンター気味に、というシーンもぼちぼちあった記憶です。
一方で左サイドはのびのびと、特に早間の仕掛けは試合を通して脅威を与えていたのでここは収穫なんじゃ無いかなと思います。早間にボールと時間を渡せるように藤生が振る舞えていたのも大きなポイント。
最後は、千葉でずっと1トップ気味の振る舞いであった井上の管理が定まりきらなかったこと。ある程度対応の時間もある状況で2CBの間を走られる、というところまでいくとさすがに辛かったかなーと。
この交代以降、渡邉がある程度内側気味に振る舞いながら瀧澤に仕掛けるスペースが提供出来たことで攻撃がやりやすくなったようには見えました。
もう一つは、配置のバランスを崩す数的優位の作り方が少なかったこと。広島の前進の要となるのは、アンカー的役割を果たす小川。ただ小川は結構ハードにマークされているし、小川に食いつかせて一個前、というパスもなかなか通らず。
この展開になったとき、今までは柳瀬が2列目から飛び出して揺さぶる、上野が列降りをして数的優位を作る、といったあえてバランスを崩す形が多かったのですが今日はそれがあまり見られず。
バランスの良い配置なので前進できそうな空気感はあるが、いざ試みると千葉の守備に引っかかりカウンター気味に、というシーンもぼちぼちあった記憶です。
一方で左サイドはのびのびと、特に早間の仕掛けは試合を通して脅威を与えていたのでここは収穫なんじゃ無いかなと思います。早間にボールと時間を渡せるように藤生が振る舞えていたのも大きなポイント。
最後は、千葉でずっと1トップ気味の振る舞いであった井上の管理が定まりきらなかったこと。ある程度対応の時間もある状況で2CBの間を走られる、というところまでいくとさすがに辛かったかなーと。
迫る広島、逃げる千葉
後半の修正と選手交代を経て勢いを付けた広島でしたが、最後まで千葉はゴールを割らせず。
ボールを奪ったときに簡単に失わなかったのがかなり偉かったと思います。ここまで小川井上の名前を挙げましたが、もう一人目を引いたのは6番の蓮輪。常に狭くても良い位置を取るし、勇気を持って前を向くターンが出来るし、ボールの供給先も良い。蓮輪がこういったプレーを一つ挟むことで、千葉の陣地回復と時間的猶予がどれだけもたらされていたか、というのはかなり大きい勝因だったのではと思います。
広島としては前半が相当受けに回ってしまったので、能動性を取り返した後半には希望があったんじゃないかな。復帰組のコンディションもだいぶ良さそうに見えましたし。
それでも試合を通しての印象は、強者千葉が理屈でも局地戦でも勝った、という印象の試合でした。ど真ん中を制圧するというのは強力だなあ、ということで短いですが今日はこれにて。
ボールを奪ったときに簡単に失わなかったのがかなり偉かったと思います。ここまで小川井上の名前を挙げましたが、もう一人目を引いたのは6番の蓮輪。常に狭くても良い位置を取るし、勇気を持って前を向くターンが出来るし、ボールの供給先も良い。蓮輪がこういったプレーを一つ挟むことで、千葉の陣地回復と時間的猶予がどれだけもたらされていたか、というのはかなり大きい勝因だったのではと思います。
広島としては前半が相当受けに回ってしまったので、能動性を取り返した後半には希望があったんじゃないかな。復帰組のコンディションもだいぶ良さそうに見えましたし。
それでも試合を通しての印象は、強者千葉が理屈でも局地戦でも勝った、という印象の試合でした。ど真ん中を制圧するというのは強力だなあ、ということで短いですが今日はこれにて。
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