8年ぶりにサッカーをやってきたら、なんでサッカーが面白いかちょっと分かった話

2026年9月9日水曜日

エッセイ的なもの

t f B! P L



 私山田、もう知られてないというか、知らない方も多いかと思うんですが、昔サッカーやってたんです。

で、選手を辞めたのが2018年末、当時23歳かな。

で、そこから全くサッカーをやってなかったんですよね。やる場も上手く見つからず、運動不足で太り、身体動かすかと筋トレを始めたら筋肉はデカくなるけど痩せず。なおこの間にスクワット160kg、デッドリフト192.5kg、ベンチプレス125kgを上げる謎の筋力がつきました。

一応ボールを蹴る機会として、エディオンピースウィングスタジアムのリフティング大会に参加したり、


エディオンピースウィングスタジアムのPK大会に出てみたり、というのがありました。




ただ、つい先日、改めてプレーする場を探したら発見しました。
個人参加可能、その場でチーム分けしてゲームをガンガン回すという個人フットサル的なやり方でサッカーができる場所。

なので急遽申込して、サッカーソックスと念のためのレガースをAmazonで急いで注文して、行ってきました。スパイクはなんと現役の頃履いてたナイキのマジスタ2がまだ取ってあった。

8年ぶりに緩めとはいえ、対人でしっかりサッカーをするというのはすんごい素敵な体験で。

やりながら、「なんでサッカーってこんなに面白いんだ」と改めて実感したし、なんならそれを考えながらプレーしてたので、そんな話を書き留めておこうかと思います。


まずは8年ぶりにサッカーをした理由と感想


なんで楽しいか、という細かい話は後に譲るとして、まずは復帰した理由やモチベ、実際にやってみた感想をそのまま書き残そうと思います。これは完全に自分のためです。ただ、もしかしたら何年もサッカーやってないよ、という人に響くかもしれない。

妻の前でサッカーをしたかった

私の選手時代を覚えている数少ない一人が、今の妻なんですよね。なので、いつかちゃんとサッカーしている姿を見せたい、というのはずっと思っていました。

今回は合同練習会みたいなものですが、その第一歩になるんじゃないかと。実現可能かは別として、そういった意味でのゴールは公式戦でのプレーになるかもしれません。

太りすぎたので動ける身体にしたかった

現役時代は66kgだった体重が、現在では81kgまで増大しています。もちろん筋トレで筋肉も大きくなっているんですが、それ以上に脂肪がつきました。さすがに重い!理想の身体じゃない!

というのもあって、サッカーやりたいな、どれだけ動けるか試したいな、というのもありました。

楽しい!きつい!楽しい!

さて、じゃあやってみた感想、というところでとにかく楽しい!
こんなにサッカーって楽しかったっけ、ってぐらい楽しかったです。

それと同時にとにかくキツい。緩めのサッカーとはいえ基本経験者だし、好んで集まってくるぐらいの熱意が全員にあるし、学生の若い人達もいるし、ある程度の強度は担保されます。

で、もう8年もやってなかった私は肺と心臓が爆発するかと思いました。酸欠になりかけたぐらい。
一応ちょこちょこジョギングはしていたし、前述したように筋トレはずっとやってたんですが、やっぱりサッカーという「スピードの変化が何度も起こりながら動き続ける」というのはキツかったですねー、もっと痩せよう、もっと走ろうと思いました。

終わった直後は久々に履くスパイクとこれまた久々の経験となった体重移動に対する踏ん張りで足の裏がパンパン。翌日朝起きたら背中の全体、脇腹、脚全体が筋肉痛とボロボロでした。筋肉痛は生きる喜び!

ボールを触る、という意味合いでは8年ぶりではないんですが、
・ゴールという明確な目的があり
・相手チームという競う相手がいて
・チーム対チームでしっかりと勝負する
という対人チーム競技としてのサッカーは8年ぶりで、こんなに楽しいのかと痛感しました。
8年もやってないのは勿体なかった、とちょっと思いつつ、いや8年間色々あったから今こんなに楽しいのかもしれない、なんてことも考えました。


なにが楽しいのか真面目に考えてみた

で、途中からちょっと真面目にいろいろ考えてみたんですよ。なんでこんなにサッカーって面白いんだろうって。

プレーから離れてた8年間、他の趣味を色々開拓して、サッカーも観戦に全振りして、色々違う目線が育ってきたなと思っています。

その上で、なんでこんなにサッカーを面白く感じるのか、自分なりに整理してみようじゃないかと。

不規則かつランダムに身体を動かすのはやっぱり楽しい


大前提、これはサッカーに限らない部分なんですが、身体を動かすのが楽しい!というのが私はあります。

その上で、サッカーというのはその場の状況や変化に応じて身体を動かしていかなきゃいけない。

ジョギングでゆったりポジションを取ろうと思ってても、急にボールを失ったら頑張って走って守らないといけないし。

守備で相手が急に動いてきたらこっちも反応して動かないといけないし。

というように、淡々と走るジョギングとは違って、頭を使いながら身体を連動させていく、という作業がとても楽しかったです。

ボールを扱うことが楽しい

これはサッカーやってた人あるあるなのか、俺だけなのか分かりません、たぶんあるあるに分類できるはず、というか身の回りの人はみんなそうだったんですが。

もともとサッカーやってた人とかプレーが好きな人って、ほいってサッカーボールを渡したら延々とボール触ってることが多いんですよ。それぐらい、単純に体でボールを扱うというのは楽しいんです。

別に思い通りに操れるから、というわけではないんです。リフティングなんて全然思い通りに操れないし。でも、足でボールを触っているだけでなんか脳味噌から快感の汁がジワジワ出るんですよね。

なので、単純にボールを触るだけでも私は幸せになるんだなあって再確認しました。

判断を伴うプレーがあまりにも楽しすぎる

で、今回話したいのはここ。

少しでも顔を上げて、情報を収集して、相手と味方の配置から何をすれば良いかを考える。ボールを持っていないときもこれは一緒。そういう作業そのものが、とにかく楽しかった。

どこに立ってたらDFは困りそうか、対面の相手は今何を考えてて何を狙っているのか。

そんなことを想像しながら、自分が最適だと思った行動をとにかく取り続ける。駆け引きなんかもここに入ってます。縦パスを通したいから、あえて横だけ見てDFを釣り出す、とか。あえてマークついてないふりをして、パスを誘ってインターセプト出来ないかな、とか。

頭を必死に回しながら、それを実行すべく身体を動かす。この一連の動作がとても楽しかった。

あまりにもバランスが良すぎるスポーツだと再確認した

これは現役時代から考えていたことなので、再確認にはなっています。

サッカーって、個人的にはすごくバランスの良いスポーツなんですよね、上位というかプロクラスはまた別かもしれませんが。

というのも、私はサッカー界において致命的に脚が遅い方でした。スポーツテストでは10点取れるとしても、サッカーをやってる人達の中に入れば相当に遅い方、という感じ。

でもって、中学時代にはサッカー部と兼部で陸上の長距離、というか駅伝部もやってました。こっちはチームで県八位に入るぐらい悪くない成績だったのですが、それでも全然トップ層には及ばない。それこそ箱根駅伝を目指すなんて夢のまた夢。

そこら辺の体験から、身体能力だけで勝負する陸上競技は化け物だと思っています。で、球技の中でもバスケやアメフトはその比重が比較的高い。となったときに、サッカーは凄くバランスが良いなと感じてたんですよね。

足が遅くても予測や駆け引きである程度戦うことができる。ただ身体能力を存分に活かして戦うことも出来るし、身長なんかは足の速さと同じぐらい明確な優位性があります。

完全にごまかすことはできないけど、ごまかす可能性を感じる。というバランスがやっぱり面白いな、と改めてプレーしてみてしみじみ感じました。

無論、この特徴はトップレベルにおいて年々薄くなっているというか、最低限の装備として求められる身体能力の水準はどんどん上がっています。それでも、例えばJリーグでいうなら柏の小泉、広島の中島、神戸の永戸(同級生だったので身体能力はある程度知ってるつもり)など、身体能力じゃない面で最前線を張り続ける選手は今でも居ます。

それこそが私の感じるサッカーの面白さの一端だなー、と再確認しました。

大人がサッカーをする場の確保について


で、今回のあれこれについてもう一つ思ったのが、「大人がサッカーをする場を確保することの難しさ」だったりします。

例えば関東だったり、ある程度サッカー人気があって、人口も多いとなればフットサル場は点在してて、そこで個人フットサルなんかに参加することは簡単かもしれません。
個人フットサルを知らない人向けにざっくり解説すると、集まったメンバーをその場で即席チームに振り分け、順番に試合をしていくという気軽に対人プレーが出来る場です。

ただ、これもある意味サッカーの代償行為としてフットサルをプレーしているかもしれないなとか思うこともあるんですよね。ピッチの広さ、要求される能力なんかがサッカーとフットサルでは全然違うし、プレーのセオリーも変わります。
逆にフットサルを求めている人にとっても、サッカーの代わりとしてプレーされるとしっくり来ないこともあるのかもなあ、と思ったり。

じゃあサッカーをやりたい人はサッカーをやれば良いじゃないか、という話なんですがこれが案外少ないんじゃないかなと。

そんな中で今回私がこんな場に触れることが出来たのは、定期的に主催してくれている団体や人が居るからです。その理念として、「引退無しの場所を作りたかった」と記載があります、これマジですごい。

利益みたいなご褒美が一切発生して無いであろう参加費の設定なのも含めて、本当に愛で続いてるんだろうなと。それは参加されてる他の方からも感じました。サッカーをやるために、ある意味で犠牲を払ってでもやりたいぜ!という人達の集まり。かなり濃い空間だったなあと。

最近ではソサイチと呼ばれる8人制サッカーが徐々に普及しているため、11人制だけではなく少しずつプレーがしやすい状況になっている気もしますが、それでもまだまだサッカーをやりたいぜ!って思った時に、気軽に出来る場所は少ない気がします。

手の届く範囲にその環境があった幸せを、記事を書きながらかみしめております。

サッカーを見る目がちょっと変わってしまった、戻ってしまった

で、これは良いか悪いか全く分かりませんが、サッカーを見るときの目がちょっと変わりました。

たった1回、8年間で1回サッカーをプレーしただけなのに、試合を見るときの目が若干現役時代に戻っちゃったし、数日経った今でも「あのときのプレーはこっちの選択肢の方が・・・」と謎に頭の中で反省会が突如開かれたりします。

これはもう、たぶん身体と心に染み込んだクセがぶり返してる気がするんですよね。

ただこの選手目線でプレーを見る、という行為はJ1全部見るマンをもってして「おもしろ!」と言われたりするので、ある意味私にとっての武器というか、良い個性なのかもしれません。

もちろん試合のレビューをするときには違う見方をすると思いますが、見ている試合を常に「自分がやるときの参考資料にしてしまう」という感覚もまた懐かしいな、とちょっとノスタルジックな気持ちに浸るここ数日だったりします。

これからについて

さて、一回サッカーに復帰したので満足だぜ!とならないのが人間というもので。

もっと動ける身体になりたい、もっと楽しみたい!という気持ちがふつふつと湧いてきました。

まずは、今まで行ってきた筋トレに加えて有酸素運動を増やして走れる身体と減量を進めてサッカーを楽しむ。で、いつかは11vs11のガチ公式戦に1回でも良いから出たい、というかその姿を妻に見せたい、というのが当面の野望かもしれません。この記事を読んだ広島で社会人サッカーをプレーしている方、是非お誘いくださいませ。

と同時に、サッカーをプレーすることで試合を見る目も変わるし、試合で見たことを試したり自分の身体に落とし込んだり、みたいな指導と実践を一人で行き来できたら良いなとも思っています。

最後に、これはもう夢という尺度を超えたいつかのお話しなんですが。

私の大好きなYoutube動画の一つがこちら。



70歳以上のサッカー大会の日本一を決める決勝戦です。

厳密に言うと、この動画単体が好きなのではなくて、O-70のサッカー動画が好きなんです。

なんてったってパワフル。かつ、とんでもないサッカーへの情熱がないとこんなことは絶対出来ない。

なので、最終的な目標はO-70で日本一になることだったりします。まっとうにプレーしても日本一には絶対になれないけど、O-70ならもしかしたらなれるかもしれない、というよこしまな気持ちが一つ。もう一つは、サッカーだって生涯スポーツなんだ、と自分の身で証明したい。そんな気持ちがここ数年ずっとあります。

さー話がごっちゃごちゃになっちゃった。

とにかく、これからの私は参加出来そうなら草サッカーにどんどん参加して、そのうち公式戦がやりたくて、そんな生活を出来れば70歳超えてもしたい!ということです。

書いてみて思ったけど、変態と呼ばれそうなぐらいサッカーが好きかもしれない、私。

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