最近色々思うところがあり、レビューの書き方だったり書くときの条件を変えてみたりしている。で、これが結構面白いというかやってみたからこそ考えさせられることがいろいろあったので、備忘録として書いておきたい。
書くときの条件について
つい先程公開したが、この記事はほぼ1回見ただけで書いている。
これは個人的に今後も継続したいなと思っているのだが、メリットがいくつかあって、
- いろんな試合を見るきっかけになる
- 一度でも書くことでチームの理解がちょっと深まる
- 自分がリアルタイム観戦(振り返り視聴無し)でどこまで見えているのか試される
というあたりが面白い。
まずもって今年はたくさん記事を書こう!というのが目標の一つであり、その目標と一回観戦レビューは相性が良いという前提がある。
普段レビューを書くときは、通しで一度見た後書きながら流して、気になるシーンを探したり巻き戻したりと合計2.5回ぐらい観戦している。もう一度見るときはだいたい1.5~2倍速ぐらいで流しているが、それでも視聴だけで3時間ぐらい。それに図の制作と本文を含めると5時間前後かかったりする。案外重労働なのだ。
ちなみにこのブログには広告を入れさせていただいているのだが、収益としてはだいたい1記事あたり100円もいかない。時給20円ぐらいの作業だったりする。大変!
ちなみにこのブログには広告を入れさせていただいているのだが、収益としてはだいたい1記事あたり100円もいかない。時給20円ぐらいの作業だったりする。大変!
というところで、一度観戦してそのまま感想を書ききる!という工程にするとざっくり2時間半ぐらいで書ける気がしている。実際先程の記事は試合が終わってから3時間以内に公開できたので割とスピード感があって楽しかった。
で、書いている最中痛感したのが、3番目の「自分がリアルタイム観戦(振り返り視聴無し)でどこまで見えているのか試される」という点。
で、書いている最中痛感したのが、3番目の「自分がリアルタイム観戦(振り返り視聴無し)でどこまで見えているのか試される」という点。
実はこの書き方をしようと思った原因の記事がある。それがレビュー界のラスボスことらいかーるとさんの書いたこの記事。
【第三節】Jリーグ短観シリーズ【湘南ベルマーレ対浦和レッズ、アビスパ福岡対川崎フロンターレ、柏レイソル対セレッソ大阪】(らいかーると氏のブログへ飛びます)
ふらっと試合を見ただけで、しかも思い出しながらでここまで書けるのかと。
あとこれは本人に聞いたことがあるんですが、「図無しでも光景を描けるように書く」とおっしゃっててそれが綺麗に実現されてて凄い。ここ最近の私は噛み合わせと数合わせをメインに書いていたので、どうしても図を作りたいなーとなる癖があったんだけど、レイヤーがもう一個上というかちゃんと役割に触れた上で解説できててすげーーーってなりました。
あとこれは本人に聞いたことがあるんですが、「図無しでも光景を描けるように書く」とおっしゃっててそれが綺麗に実現されてて凄い。ここ最近の私は噛み合わせと数合わせをメインに書いていたので、どうしても図を作りたいなーとなる癖があったんだけど、レイヤーがもう一個上というかちゃんと役割に触れた上で解説できててすげーーーってなりました。
専門学生ぐらいの頃にひたすら見てない試合までらいかーるとさんのブログを読み込んでた頃を思い出しました。もう10年間この人の文章を読み続けているのかオレは。
ということで、もっと見る目を養うには定期的に一発勝負記事を書かねば!という気持ちになったので頑張るというのが一番の理由だったり。しっかり見返した方がちゃんと根拠があったり読み応えのある記事になるのかもしれないけど、自分の為にレビューを書いている割合もなかなか高いのでそこはもうしゃーなし。
これ、記事書いた後にもう一回試合を見返すと全然見えてなかったなあ・・・という反省も出来そうなのですが、精神的負荷も大きそうなのでそれは出来るときにやります。
あとは図無しで書くのも定期的にやりたい。
それと、自分は書いてて面白かったけど読む側はどうだったのか気になるのがこの記事。
これは試合全体について書くと言うより、時系列に沿って出来事を解説していく、というスタイル。普段がマクロ寄りのことを書いているとすれば、これはミクロ寄り。
全然伸びなかった記憶があるし実際PV数を見てもそうなんだけど、書いてて楽しいからまたやるかもしれない。
実際選手目線とかコーチ目線、プレーに関わってる人向けで書こうと思うとこの手の記事は需要があるというか、嬉しい!って言ってくれる人がいるはずだと信じている。
という感じで、書くときの視聴回数とかどこを取り上げるとか、変えるだけで自分にとっても訓練になるよ!というお話。みんなに色んな形で書いてみて欲しい。絶対面白い。一つの試合を3人ぐらいで、それぞれテーマ決めて書いたら超いいと思う。仲間内でも出来る良い企画なのではないだろうか。僕に友達は居ないから友達多い人はやってくれ。
書き方について
これも最近ちょこちょこと変えているというか、試していたりします。
特に定期的にやらねばと思っているのが、なるべく用語を使わないシリーズ。
特に定期的にやらねばと思っているのが、なるべく用語を使わないシリーズ。
サッカーには用語があるし、戦術用語は年々増えている気もすれば浸透している気もしています。それこそサリー(中盤が降りてきて最終ラインに加わるやつ、正式名称が超長い)なんかはその典型?他にもピン留め、なんて言葉も実は戦術用語かもしれないし、ハーフスペース、ポケットなんてのもそこに入れても良いかも。
これらの言葉が浸透してきたなあと思うことは多いんですが、それはたぶん普段観測している人達に偏りがあると思っていて、もっとライトな層の人にも試合で何が起こっていたか伝わるように書いてみよう!というのが狙いというかきっかけだったり。
用語というのは便利なもので、それを使えば数文字で説明出来る現象をもっと文字数使って書くことになるんですが、この作業をやることで
- オレは本当にこの用語の意味や意図が分かっているのか?
- これを使わずに表現するならどんな文章に書き換えられるか?
というのが試されて、これはこれで楽しいです。日本語の練習というか、文章を書くときに普段とちょっと違う頭の使い方をするような感覚。
本業もWebコンテンツに関わるようになって数年経つんですが、誰目的にコンテンツを作るのか、そのためにはどんな内容でどんな文体で・・・ということを設定する必要があります。いわゆるペルソナと呼ばれるやつ。
これを自分なりに考えて書くことで訓練にもなるし飽きも来ないし、今まであまりこういう見方をしてこなかった人がサッカーおもしれー!ってなるならそれが一番嬉しいから、これからも定期的にその体で書く取り組みは続けたい。
なんなら同じ試合を違うターゲット設定して2本かいたりしたらめっちゃ面白いと思います、誰かやってみてください。
おわりに
今年は本数をたくさん書くしいっぱい試合を見たいぜ!と思っては居るのですが仕事だったり他の趣味だったりと時間がどこまで取れるか読めません。ただその中でも、なるべく自分が楽しく、あるいは自分もなにか得られる訓練になる、そんな感じでレビューを書きたいと思っているのでここら辺の変化は意図して付けてみたいと思います。
あとは記事対象にしたことないチームがないぜ!ってぐらい書いてみたい。全チームにタグ付けできる日を夢見て。
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